−おんがくとバラのその−
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【キトサン】


500cc 1470円

  • キトサン散布によるバラへの効能は、各メーカーによると、土壌の放線菌活性化により、放線菌の持つ糸状菌を破壊する酵素によって病気を予防する、ということらしいです。バラ(に限らず植物全般)の病気の大半は糸状菌によるもので、糸状菌はキチンによって自らを防御しているため、キチンを破壊する酵素を持つ放線菌が活性化することで糸状菌を減らす効果が期待できます。


    ただ、キトサン散布により放線菌がどれだけ増えて、その効能がどれくらいの期間、有効なのかは、見た目ではちょっとわかりにくいところがあります。


  • 2007年、冬の土造り時にキトサンを土壌に散布してみました。ちなみに、この冬はマルチ剤にイネ藁を使っていました。うっすらと糸のような菌が発生しましたが劇的な変化は見られませんでした。ところが、ニーム顆粒を散布したところ、下のような状態になりました。




  • その後、キトサンは散布せずに、ニーム顆粒の散布と木酢液1000倍やバイオゴールドバイタル100倍希釈液の散布だけで、同様の状態を観察しています。


  • 個人的な見解として、写真のような糸状の物質が放線菌であるか、科学的に確認する方法が一般家庭にはないこと、放線菌の姿が写真のような糸状の物質を伸ばしているだけとは限らず、このような状態でなくても放線菌が活性化している可能性があるかもしれないため、キトサン散布の効能がどれだけあったのか正直わからないところがあります。


    なお、土壌の状態については今後もよく観察し、病気予防との因果関係が何かわかれば報告したいと思います。